●●開会のあいさつ●●
おはようございます。今日はようこそ富岡保育園のほほえみ発表会においで下さいまして、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。
月日のたつのは早いもので、2019年度もほほえみ発表会が行われる時期となり、園で一番大きい年長さんは、あと2カ月足らずで卒園してしまいます。子どもの成長のスピードは、あっという間であり、私のような年寄りがそこら辺をウロウロしている間に、子どもは赤ちゃんからすぐに就学の時を迎えてしまいます。
昨日、こんな連絡帳を頂きました。
「いよいよ明日は発表会です。本当に楽しみに心待ちにしているMです(Mちゃんというのは自分のお子さんの名前なんですね)。親としてもいよいよラストかぁと思うと、そんなに早く!と寂しくなります。
0歳の時には、ステージの上にただ立っていることだけで必死で、なにもできなかったMが、こんなにも表現できるようになったとは、子どもの成長の凄さに驚くばかりです。‥‥『母ちゃんみとってよ』『あたりまえよ、見ときます。』 1秒たりとも見のがすことなく、みます。」
この保護者の方はよくわかって下さっているでしょう? 子どもの成長のスピードは早い。そして最初は、そう、3歳未満児はもとより、4歳児くらいまでは舞台の上で何も出来なくても心配はいらないと、理解して下さっておられます。でも目は1秒たりとも離さない。まさに「結果をとやかく言わずとも、我が子の姿から目を離さない」ということが、子育てをする上ではとても大切なのだということが、保育士になって44年のこの愚鈍な私にもやっと分かってきました。
今日の舞台でうまく演じられなくとも、その子の一生にかかわる問題ではありません。今日登場する子ども達は、まだ生まれて6年、小さい子ではたったの1年です。何が何だかさっぱりわからない夢の中に暮らしている子ども達ばかりです。出来栄えはどうであろうと、みんな自分はよくできたと思っています。そしたら親は、「うーん、よかったよ。お母さんは良く見てたよ。立派だったよ」と、ほめてあげて下さい。
発表会が終わった時誉めないと、その子の一生に関わります。幼児期に育てたいのは、「自信」です。そして親は、子どもから決して目を離してはいけません。口は閉じても目を閉じてはいけないのです。親鸞さまもそのお正信偈で、「大悲無倦常照我」(阿弥陀さまは、諦めず見捨てず常に私を照らして下さっている)と、詠っておいでです。
今日、おじいちゃま・おばあちゃま・ご両親に見て頂きたくて、子ども達は、精一杯演じ、歌い、合奏します。どうか「1秒たりとも見逃さないように、しっかり見てあげて下さい。」そして4歳児までの子どもさんが、恥ずかしくて舞台の上で固まっていても、「よかよか」と、拍手で応援してあげて下さい。年長になったら、みんな立派です。今年の年長さんもそれを証明してくれると思います。
本日はようこそお出で下さいました。どうかごゆっくりご覧ください。
2020.2.8
ひよこ組(0歳児)
うさぎ組(1、2歳児)
年少児(3歳児)
年中児(4歳児)
年長児(5歳児)
富岡児童クラブ
~年長児保護者の方の感想~
◎最後の発表会…こんなに涙が出るとは…年長さん全員の演技、歌に涙、涙でした。あんなに一生懸命あの歌を歌われたら…。泣いた赤鬼ではみんなすごく楽しそうでSも練習の成果を発揮できたようで満足そうな顔をしていました。
先生方のご指導があっての発表会。気の遠くなるような作業だったかと思います。毎日本当に有難うございました。
素敵で最高の発表会を有難うございました。
◎最後の発表会!!感動の嵐でした~!特に合唱の「ぼくのたからもの」本当に素晴らしかったです!!心に響く歌詞と歌声に涙涙でした。(あちらこちらで、涙をぬぐう人、鼻をすする音が聞こえていました)
年長さんすごいです!!さすがです!!人数も多いからか、歌も楽器もオペラも迫力がありました!!そして上手でした!!最高でした!!先生と子ども達と、いつも感動をありがとうございます!!
◎発表会大変お世話になりました。終わってしまいました…年長さんになるとこんなに立派にできるものかと感心し、一つ一つに全力で取り組む顔に”お兄さんになったなー”と感動しっぱなしでした。家では毎日毎日怒られるTがステージの上では頼もしく見えて不思議でした。笑
歌はもちろん涙ぐみ、オペラは完成度が高すぎてすっかり物語に引き込まれ最後はまた涙ぐみました。
天城越えは凛々しく、シャギリも初めて見ましたがとても上手でした。力強く叩けていたと思います!毎年先生たちには準備からご指導まで本当に大変と思います。そのおかげで最高の発表会を見せて頂いたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!大勢の大人の前でみんな立派にできたことは一人一人の自信につながったはずです。本当にありがとうございました。