「食と農の体験塾」宮田農園
「基本は食 体験で体得。知識を知恵に」「夢はでっかく食で日本を変えよう!でも行動は足元の小さな一歩から」をキャッチフレーズに食と農の「体験塾」を開かれている三角の宮田農園さんに今年もお世話になりました。
私たちが、10時過ぎに到着した時には、すでにたくさんの方が親子で参加されていて、他にも保育園や学生さんが来られるなど大入り満員でした。塾長の宮田先生のお話の中で心に残ったことが「今の子ども達は体を動かさず、指先だけ動かしてゲームをしている。こんな時は脳が真っ白になっています。もっと体を動かして色々な実体験を沢山させて下さい。」とおっしゃっていました。
そこで今回、子ども達が体験したのは、パン作り、クッキー作り、ピザ作り、羽釜ご飯だき体験(おにぎり)です。クッキーも生地からこねて、形はそれぞれオリジナルで作り、あっという間に焼き上がると美味しそうに頬張っていました。ピザは2人組で生地を伸ばしその上に具をトッピングします。どちらかというと野菜が苦手な子が多い年長さんなので、ピーマンなんて食べないだろうと思っていたら、なんと次々に「先生食べたよ!」の声が聞こえてきました。中でもいつもピザの具は残してしまうAちゃんが完食「たべられたよ!!」とうれしそうに教えてくれたのが印象的でした。また、おにぎりもおかわりするなど最後には、食べ過ぎてお腹が痛くなった子さえいました・・・
「今日の体験が子ども達の脳の栄養となり蓄積されるのです」と宮田先生がおっしゃっていました。